自分でウェブサイトを立ち上げる、ブログを始めてみる。そんなとき一番最初に用意すべきものがドメインとレンタルサーバーです。ここではそのサイトやブログの「住所」となる独自ドメインの取得方法を、初めての方でもわかりやすいように解説していきます。ステップごとにスクショをつけているので、手順に迷うこともないはずです。
この記事では国内最大級のドメイン登録サービスである「お名前.com」でのドメイン取得方法から取得料金、さらにはドメインを取る際の注意点まで、最も重要な部分をしっかり説明していきます。
まずサイト作成の第一歩であるドメイン登録をスムーズにこなしてきましょう!
・ドメインの取得・更新料金がわかる
・お名前.comを利用する上での注意点がわかる
【こんな方におすすめ】
・新しくサイトやブログを開設しようと思ってる方
・無料ブログサービスからワードプレスへ以降しようとしている方
・自分だけのオリジナルなドメインを取得したい方
お名前.comとは
「お名前.com」は、GMOインターネットグループ株式会社(前・株式会社ボイスメディア)が1999年頃から開始したドメイン登録サービスです。
ドメイン登録サービスは複数存在し、費用やサポートサービスなどの面で若干の違いはありますが、ここでは最大規模のサービスである「お名前.com」でのドメイン取得方法を紹介いたします。
「お名前.com」の他には、サーバーレンタルサービスのXserverが運営する「Xserverドメイン」や、ロリポップ!などで知られるGMOペパボ株式会社が運営する「ムームードメイン」などがあります。
公式サイト: https://www.onamae.com/
ドメインとは
ドメインとは、インターネット上の住所のようなものです。企業サイトやブログなどの各種データが格納されているサーバーを「土地」、そのサイトのドメインを「住所」とよく例えられます。そしてそこに開設するサイトやブログが「家」といえば、わかりやすいのではないでしょうか。
もともとは「111.11.11.11」というような数字の羅列である「IPアドレス」が、ウェブサイトがどこにあるのかを示しています。しかしそのような数字の羅列はコンピュータ向けのものであって、人が認識するには非常にわかりにくいものです。そこで「IPアドレス」を便宜的に文字列に変換したものを「ドメイン」と呼んでいるのです。
例えば、www.slow-seo.co.jpというドメインがあった場合、ドメイン内の各箇所にはそれぞれ呼称があります。
- www→第4レベルドメイン(ドメイン所有者が自由に決められる箇所)
- slow-seo→第3レベルドメイン(ドメイン取得時に自由に決められる箇所)
- co→第2レベルドメイン (用途を表す)
- jp→トップドメイン (国を表す)
トップドメインが.jpや.comなどのものは日本ではよく見ますが、中でも「co.jp」というものは少し特殊です。「co.jpドメイン」を取得できるのは、日本国内で登記を行なっている株式会社、有限会社、合同会社、合名会社、合資会社などに限られるというような条件があります。
ドメイン取得にかかる料金は?
ドメイン取得には、料金がかかります。また、ドメインを保有していることで継続的に更新料金も発生します。
どのようなドメインを取得・保有するかで料金は変わります。ですが、特別に高価なドメイン取得を考えなければ、それらの費用もかなりおさえられます。
強いこだわりがなければ、基本的に取得料が1円、更新料が年間1,000~1,500円というケースが多いです。
お名前.comでドメインを取得する手順
それでは具体的に「お名前.com」で自分だけのドメインを取得する手順を見ていきましょう。
手順① 希望のドメインを決める
まずは取得したいドメインを決めましょう。ドメインは早い者勝ちなので、すでに他の人に使われている文字列は取得できません。
サイトやブログのためのドメインは、なるべくわかりやすくシンプルなものにするのがおすすめです。そのドメインを見ただけでどんなサービスなのかがわかるとユーザーにも優しいですよね。ただし、シングルワードで一般的な言葉のみを指定すると、ドメイン登録料はとても高額になる傾向があります。
取得したいドメインが決まったら、お名前.comのトップページにある検索窓に入力してみましょう。
手順② 希望のトップドメインを決める
「検索」ボタンを押すと、そのドメインのトップドメイン(URLの末尾)ごとの使用状況がわかります。基本的に四角のボックスが空欄になっているものが、無条件で登録できるものです。
上述の通り、co.jpはやや特殊で、株式会社や有限会社などの一定条件を満たす組織のみが取得できるものです。個人やこれから起業を考える方などは、.comや.jpなどで全く問題ありません。
表示されている価格は、ドメイン取得時にかかる料金です。なるべく低価格で見慣れたトップドメインを選ぶとよいでしょう。
希望のトップドメインにチェックを入れて、「料金確認へ進む」をクリックします。
手順③ 申し込み内容の入力
次の画面では、お名前.comが提供するレンタルサーバー商品の紹介が出てきますが、ここでレンタルを考える人以外は、「サーバーは利用しない」を選んで「次へ」ボタンをクリックします。
レンタルサーバーについては、今回は別の有名サービスである「エックスサーバー」のレンタル方法を紹介しています。ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
会社や個人でオリジナルのウェブサイトを作成しようとするときに、まず必要になるのが独自ドメインとレンタルサーバーです。ドメインがネット上の「住所」のような役割を果たす一方で、サーバーは「土地」のようなイメージです。そこにサイトやブログという「[…]
次の画面ではドメイン取得料金の確認を行います。登録年数は「1年登録」でOKです。その下にあるオプションも基本的には無しで進んで大丈夫です。アカウントを持っていない方は、ここでメールアドレスとパスワードを入力して登録をします。
続いて、登録情報の入力をしていきます。入力が終わったら「次へ進む」をクリックします。
手順④ ドメイン登録料の支払い
次は、お支払い方法の選択です。ドメイン取得料金が1円〜かかるのと、毎年更新料が発生するので、クレジットカードによる支払いで自動更新するのがおすすめです。
クレジットカードをし、決済が終わると、ドメイン登録の申し込みは完了です。
ドメイン登録は自動更新がおすすめ
先ほども述べた通り、長期的にドメインを保有してサイトやブログを運営するなら、ドメイン登録の自動更新設定が必要不可欠です。更新手続きのし忘れでサイトやブログが停止してしまっては、企業はもちろん個人にとっても大問題です。
しかも更新は年単位なので、都度更新だと手続きを忘れてしまいがちです。ドメインが不要になったら解約すればいいだけなので、ドメインを保有したい限りは自動支払いによる自動更新設定をしておくことを強く推奨します。
自動更新設定の確認方法は、まずはお名前.comのユーザー管理画面にログインし、上部のメニューから「ドメイン」を選びます。次にドメインとドメイン登録の継続年数が表示されます。自分が選択した継続年数になっていることを確認して、右側にある「次へ」をクリックします。
次のページで「ドメイン自動更新設定」を選びます。
そして「自動更新設定 申込内容」が「設定済み」になっていれば自動更新になっているので安心してください。まだの方は、ドメインの左側にあるチェックボックスにチェックを入れて自動更新設定を行いましょう。
Whois情報公開代行サービスは絶対必要
Whois情報とは、ドメイン保有者の氏名、住所、電話番号などの登録情報を第三者でも見ることのできるというものです。ドメイン登録情報は一般公開することが義務づけられています。
一方で、ドメイン保有者のプライバシー保護のために、お名前.comではWhois情報公開代行サービスというものを提供しています。これにより登録者の個人情報の代わりに、お名前.comが提供する情報を公開することができます。Whois情報公開代行サービスはドメイン取得時から申し込みができる上に、基本的に無料です。
Whois情報公開代行サービスが設定されているかどうかも、自動更新設定と同様の手順で確認することができます。「自動更新設定 申込内容」の左の「Whois情報公開代行 申込内容」が「設定済み」になっていればOKです。
お名前.comでのドメイン登録時の注意点
お名前.comは国内最大級のドメイン取得サービスですが、営業活動にも隙がないといえるかもしれません。というのもドメイン登録の手続きの途中で、さまざまなオプション加入への導線があり、ついうっかり選択してしまいそうになります。しっかり自分にとって必要なものだけを選びましょう。
またお名前.comでドメイン登録をした後、営業メールがかなりの頻度で届くようになります。重要性の低い営業メールがたくさん来ると本当に重要なメールを見落としてしまうので、僕はメール設定を変更してそのようなメールは受け取らないようにしています。
ユーザー管理画面の右上の「お客様情報管理」をクリックすると、「メール配信設定」メニューが出てきます。
基本的には「自動更新案内の受信」以外は、全て不要かと思います。自動更新設定している人は、「自動更新案内の受信」も不要でしょう。
ドメインを取得した後にやるべきこと
取得後の手順① サーバーのレンタル
ウェブサイトやブログの運営を始める際には、独自ドメインを取得すると同時に、データをウェブ上に保管しておくサーバーをレンタルする必要があります。すでにサーバーレンタルサービスで、レンタル手続きが完了している方は次の「DNS設定」に進みましょう。まだサーバーをレンタルしていない方は、以下の記事で別途詳しく手順をまとめているので参考にしてください。
レンタル後の手順② レンタルサーバーとドメインを関連付けるDNS設定
サーバーもレンタルし、ドメインも取得したら次にやるべきは、DNS設定と呼ばれるものです。取得したドメインと、レンタルしたサーバーの紐付けが必要になります。借りた「土地」に「住所」を登録するようなものですね。このドメインとレンタルサーバーの関連付けをDNS設定といいます。DNS設定の手順も以下でまとめているので、参考にしてください。
ここではエックスサーバーでサーバーレンタルした後に、取得したドメインをサーバーに関連付けするDNS設定の方法を紹介いたします。 ウェブサイトやブログを開設するにしても、ドメインを取得し、サーバーをレンタルし、さらにそのドメインとサーバ[…]
レンタル後の手順③ セキュリティのためのSSL設定
新しくウェブサイトを作成する際に初期段階でやっておくべきセキュリティ設定がSSL設定です。DNS設定が完了して、あなたのドメインにアクセスすると最初はまだ、「http://」から始まるURLになっているはずです。これではセキュリティ上、ユーザーが安心して利用できるウェブサイトではありません。SSL設定が済んでいるサイトのURLは、「https://」と「s」が付いたものに変わります。SSL設定も今のうちに完了させておきましょう。
新しくウェブサイトを作成する際に必要なセキュリティ設定がSSL設定です。独自ドメインを取得し、サーバーをレンタルし、DNS設定を行ったら、次に行いたいのがSSL設定です。ウェブサイト作成の初期段階でやっておくべき作業なので、今すぐ設定してお[…]
レンタル後の手順④ サーバーにワードプレスをインストールする
最後に、ワードプレスのインストールです。ワードプレス以外のCMSを使用する予定の方は例外ですが、多くの方はワードプレスを使ってウェブサイトやブログを始めようとしているのではないでしょうか。先ほどから述べているように、エックスサーバーには「WordPress自動インストール機能」という便利な機能があります。これを使うことで簡単にワードプレスを始めることができます。具体的な手順については以下の記事を参考にしてください。
エックスサーバーをレンタルして、サイトやブログを作り始めたいという方向けに、簡単にワードプレスをインストールする方法について解説していきます。 エックスサーバーに搭載されている初心者にも優しい「WordPress簡単インストール」機能[…]
まとめ
これでドメインとは何か、ということから、ドメイン取得の料金、「お名前.com」を利用した具体的なドメイン取得の手順がわかったのではないでしょうか。
ドメイン登録と更新には費用がかかりますが、基本的には年間1,000~1,500円で済むことがわかったと思います。
今回紹介した手順でドメイン取得を行えば、必要最低限かつ最重要な設定はおさえられます。自動更新設定からWhois情報公開代行サービスまで、とりあえずこれだけやっておけば安心という設定ができているはずです。
ドメイン取得と同時に必要になるサーバーのレンタルについては、別途レンタル方法を解説しています。サーバーレンタルの手順も、初心者でもわかるようにスクショをつけてていねいに解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!